山本由伸は今週中にも合意か…レッドソックスとジャイアンツが総額3億ドル超提示で争奪戦は佳境に

公開日: 更新日:

 オリックスからポスティングシステムで移籍を目指す山本由伸(25)の争奪戦がクライマックスを迎えそうだ。

 米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)など複数の米メディアが日本時間19日に報じたところによれば、この日から各球団による山本サイドへの具体的な条件が提示されるという。

 FAの目玉右腕を巡っては、ニューヨークを本拠地とするヤンキース、メッツが、2度の交渉を行った。レッドソックス、ジャイアンツの2球団はすでに総額3億ドル(約430億円)超のオファーを出したと伝えられている。

 これまで山本は来年1月5日の交渉期限を待たず、クリスマス明けにも移籍先を決断するとみられていたが、大リーグ公式サイトは早ければ今週中にも合意すると予想している。

■経済効果315億円超

 山本は大型契約に加え、メジャー移籍した場合の波及効果も巨額。関西大の宮本勝浩名誉教授(78)は昨18日、約315億6645万円の経済効果があると発表した。資金力豊富な球団がこぞって「最優先事項」に位置付ける山本の争奪戦が、最終局面に入った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…