中田翔の自主トレに今年はヤクルト北村が弟子入り 立浪監督も中日での“組勢力”拡大に期待大

公開日: 更新日:

「2年連続最下位の中日は若手の育成、底上げが急務。中田には若手の『兄貴分』としてチームを引っ張ってもらいたい。立浪監督も、まずは中軸として成績を残してもらうことが最優先とはいえ、中田の加入が若手の成長のきっかけになってくれればと考えています」(前出のOB)

 なかでもプラスアルファが期待されるのは、ともにドラフト1位で入団した根尾昂(23)、石川昂弥(22)の2人だ。

「根尾にとって中田は大阪桐蔭高の大先輩にあたる。このオフは肉体改造に取り組み、80キロ台だった体重は90キロ台に達するなどマッチョ化している。今は投手ではありますが、筋トレなどの肉体強化には一家言ある中田の助言はプラスになるはず。将来の4番候補である石川も、昨季は打率.242、13本塁打、45打点と成長の兆しを見せている。中田と同じ右の長距離砲で、186センチ、100キロの恵まれた体躯をさらに打撃や守備に生かすうえで、中田は格好のお手本になるはずです」(同)

 キャンプ早々、中日内で「中田組」が勢力を拡大するかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇