中田翔の自主トレに今年はヤクルト北村が弟子入り 立浪監督も中日での“組勢力”拡大に期待大

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「2年連続最下位の中日は若手の育成、底上げが急務。中田には若手の『兄貴分』としてチームを引っ張ってもらいたい。立浪監督も、まずは中軸として成績を残してもらうことが最優先とはいえ、中田の加入が若手の成長のきっかけになってくれればと考えています」(前出のOB)

 なかでもプラスアルファが期待されるのは、ともにドラフト1位で入団した根尾昂(23)、石川昂弥(22)の2人だ。

「根尾にとって中田は大阪桐蔭高の大先輩にあたる。このオフは肉体改造に取り組み、80キロ台だった体重は90キロ台に達するなどマッチョ化している。今は投手ではありますが、筋トレなどの肉体強化には一家言ある中田の助言はプラスになるはず。将来の4番候補である石川も、昨季は打率.242、13本塁打、45打点と成長の兆しを見せている。中田と同じ右の長距離砲で、186センチ、100キロの恵まれた体躯をさらに打撃や守備に生かすうえで、中田は格好のお手本になるはずです」(同)

 キャンプ早々、中日内で「中田組」が勢力を拡大するかもしれない。

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