ヤクルトが見据える「ポスト村上宗隆」のウルトラC…高卒4年目“大本命”候補の名前
■シートノックで初めて三塁に
チームには村上流出に備えた準備を開始する必要があり、三塁の代役候補には昨季の二軍でチーム2位の10本塁打を放った北村恵吾(23)、巨人から現役ドラフトで獲得した北村拓己(28)らの名前が挙がる。
そんな中、ウルトラCとなりそうなのが高卒4年目の内山壮真(21)だという。
捕手が本職の内山はこの日のシートノックで初めて三塁に入った。昨年キャンプでは外野のノックに入り、公式戦でも実際に左翼手として、フェンス際の大飛球を好捕したこともあった。
昨季は自己最多の94試合に出場し、6本塁打。171センチと小柄ながら、小力がある打撃は首脳陣から高く評価されている上に、守備に関しても、どのポジションもソツなくこなせるセンスがある。
首脳陣によれば、今回の三塁ノックは不測の事態が起きた時のオプションになるかどうか、チェックする意図があったというが、今季の公式戦で「三塁内山」が実現すれば、ポスト村上の大本命に躍り出るかもしれない。