巨人・秋広優人が正念場、休日返上で練習も…「左翼レギュラー」を阻むベテランの名前

公開日: 更新日:

 さらに25日のヤクルト戦だ。七回1死から出塁したものの、投球がワンバウンドした際に、捕手からの一塁送球でタッチアウト。その後、一打同点の9回2死二塁で見逃し三振に倒れ、決めきれなかったことで「何か変なお告げが来てたんでしょう。最後のバッターに」と言われてしまった。

 阿部監督は秋広に厳しい。雑誌「ナンバー」のインタビューでは「(昨季の成績を)よくやったとは思わない。あんまりポテンシャルがない。センスはないと思う」と断じているのだ。

 さる球界OBがこう言った。

「もちろん期待の裏返し。オフに遅刻グセを注意していますが、調子に乗らせないためにあえて厳しく言っている。秋広は左翼のレギュラー候補筆頭に変わりないものの、一方で阿部監督は右脇腹の違和感で別メニュー調整となっている丸佳浩(34)の復活に大きな期待を寄せている。『今年は状態がいい。まだできる。本当は丸に外野のレギュラーに入ってほしい』と周囲に漏らしていた。阿部監督は『動く野球』を標榜していて『丸は打席で何でもできる』と自身のやりたい野球に合う選手と認めている。右脇腹は軽症らしいし、中堅はドラフト3位の佐々木が筆頭。新人だけにセンターも未知数です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された