ドジャース山本由伸が悪戦苦闘するMLB公式球…過去の事例で心配な日本人投手渡米初年の故障リスク
プロ野球の使用球と比べて、表面がサラサラして滑りやすい。そのため日本にいたとき以上に強く握ることになり、やがて肩肘に負担をかけることになるという。
「日本にいるときからキャッチボールなどでメジャー公認球に慣れているつもりでも、実戦は力の入れ具合が違う。試合を重ねるごとに前腕から肘にかけて張りが生じ、やがて痛むように。痛み止めを服用しながら開幕を迎えた」とは元日本人メジャーリーガーだ。
和田毅(43=現ソフトバンク)や藤川球児(元阪神)は渡米1年目の開幕直後に肘痛に襲われ、和田は5月、藤川は6月にトミー・ジョン手術を受けた。
かといって投手の滑り止め使用は厳禁。2021年の6月から厳しく取り締まることになっただけにやっかいだ。(つづく)
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悪戦苦闘している山本にとってさらに負担になっているのがピッチクロックだろう。●関連記事【続きを読む】…も要チェックだ。