報徳学園・大角健二監督に強豪校ならではの苦悩を直撃「5年弱、甲子園から遠ざかり大変だったのでは?」
22日に登場する報徳学園(兵庫)の指揮を執るのは大角健二監督(43)。2017年に全国制覇の経験もある永田裕治前監督(60=現日大三島監督)の後を引き継いだが、翌18年の夏を最後に、昨23年春まで甲子園から遠ざかった。野球名門校を率いる苦労や、21年春に立命大時代の先輩である元阪神の葛城育郎氏(46)をコーチに招聘した意図などを聞いた。
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──全国制覇の経験がある監督の後の監督就任です。
「引き継いだ直後の春の県大会で優勝できて、そこでなんとかなるかもっていうのがあったのかもしれないです。けど、夏、秋とやっていくと、自分が思ってる通りには全くならなかった。もちろん永田監督の下では、自分やったらこうするとか、いろいろ考えてたりはしてたんですけど、やっぱりその立場になってみないとわからないなと。18年に甲子園に出られるまでは苦しかったですね。甲子園出場というのは一つの形なので、そこでホッとしました」
──永田前監督がいなくなって苦労したことは。