大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

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 徹さんは元社会人野球の選手。黒沢尻工(岩手)時代は甲子園を目指し、三菱重工横浜では外野手としてプレーした。三菱重工横浜の野球部には、徹さんも含めて高校出身の同期が4人いた。そのうち2人はプロ入り、ひとりは阪神の村山実監督時代に活躍した中野佐資だ。

 徹さんもプロが目標だったものの、志半ばで断念。故郷の岩手に戻って以降は、自動車のボディーメーカーに勤務、昼夜2交代制で車体を造る過程のラインにしばらく携わっていた。

 母親の加代子さんはかつて、バドミントンに打ち込んだ。中学3年時に神奈川県代表メンバーに選ばれ、全国大会へ。団体女子の部で準優勝した。決勝で敗れた相手は92年のバルセロナ五輪に出場した陣内貴美子のいた熊本県。このときの全国大会決勝を含め、同学年だった陣内とはこの後も何度か対戦。卒業後はインターハイの常連校だった横浜立野高に進学した。(つづく)

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 関連記事【続きを読む】…では、大谷が小学生時代に競泳、陸上で無双していた様子、高校時代に「弁当をカビまみれにした食トレ秘話」などについて詳しく報じている。

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