22年は尻回りが推定1.5倍に増大、投げても打ってもMLBトップクラスの数値を量産した

公開日: 更新日:

 22年6月のマリナーズ戦で放った16号本塁打の打球速度は時速約190キロ。メジャー5年目にして最も打球速度の速い本塁打だった。4月には自己最速を更新、両リーグを通じて3位となる約191.7キロの二塁打を放った。

 ストレートの平均球速は約156.6キロ。走ってはメジャーでも走力がトップクラスの選手がはじき出す秒速9.14メートルを2度マークしている。

 193センチ、95キロ。かつての「もやしっ子」は義経のように身軽なだけではない。屈強なメジャーリーガーの中でも見劣りしない肉体を持ち、打っても投げても走ってもトップクラスの数字をたたき出すパワーを備えた選手に成長した。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

 翌23年は日本代表として参加したWBCで優勝。ペナントレースでは本塁打王を獲得した。

●関連記事【続きを読む】…では、ヌートバーが驚嘆した大谷の筋トレの様子や、メジャーの本塁打王はある種、特別な意味を持つ理由などについて報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…