稲見萌寧も四苦八苦…ルーキー3人に米女子ツアーの“洗礼” コース難易度は日本と雲泥の差
今季から米女子ツアーに参戦している吉田優利(23)と稲見萌寧(24)は「こっちは日本のようにピンを直接狙うことができないホールが多い」と漏らしているという。
昨季、国内34試合で予選落ち2回の吉田は、今季2試合ですでに予選敗退を経験。稲見も6試合(棄権1)で2度も予選で姿を消し、西郷真央(22)も前週の大会は決勝へ進めなかった。
ツアー関係者が言う。
「国内ツアーはバーディー合戦で盛り上げたい主催者が多い。グリーンも硬くて高速にした方が技術の差が出るのに、そんな大会が非常に少ない。バブル時に接待文化の影響を受けたコースが多く、その上やさしいセッティングにすれば頭が汗をかくことはない」
常にピンをデッドに狙ってバーディーを取るのがゴルフと言えるかどうか。ルーキー3人は今季、真のゴルフを学ぶことになる。