巨人・菅野智之に来季投手コーチ兼任案が急浮上!ハワイ自主トレ組に有望株続々で手腕に期待
年齢的に下り坂に差しかかる体力面を考えれば、本人にとってもそれがプラス。十分な休養が好投につながれば、チームにとってもプラスという考えだ。
先を見据える阿部監督は、その先の先まで考えているという声もある。「菅野が取り組むオフ恒例のハワイ自主トレ組では、入団以来、面倒を見てきた東海大の後輩・中川が絶対的セットアッパーに成長。さらに同じく東海大の後輩・山崎伊が昨季10勝とチームのエース格に成り上がっている。元ドラ1の堀田も門下生となり、今春のキャンプでは一軍で結果を出すなど、いよいよ台頭の気配を漂わせている。そんな菅野の指導者としての資質を見込み、兼任コーチ案が浮上しているのです」(同前)
阿部監督は選手時代に一緒に戦った選手への思い入れが強い。現在の一軍には、杉内、矢野、実松(いずれも43)、41歳・内海といった年齢の近いコーチが多い。巨人の選手兼任コーチは直近では、高橋由が現役最終年の2015年に経験。これが巨人では25年ぶりの兼任で、翌16年に即監督に就任した例がある。
現一軍の内海投手コーチも、西武の選手時代に兼任投手コーチを経験し、今季巨人に復帰した。