U23大岩ジャパンはパリ五輪に暗雲…「負けたら終わり」の次戦 強豪カタールの要注意選手

公開日: 更新日:

 この日の敗戦でA代表の世界ランク18位の日本は134位のインドネシアではなく、34位のカタールと顔を合わせることになった。1~2月のA代表アジア杯に優勝するなど国家を挙げてチーム力をアップさせているカタールは、五輪代表もアジアの優勝候補の一角といわれるようになった。

「1月のアジア杯全7試合に出場したMFジャッセム・ガベル、MFムスタファ・タレクのA代表組は中盤でプレーしながら、局面に応じて連係しながらドリブル突破、パス交換からの突破、カウンター攻撃をうまく使い分ける。不動の4DFは連係面もきっちりと取れている。右SBアブドュラ・アリャジデイは、快足を飛ばして鋭い攻撃参加を見せ、GLのヨルダン戦では相手ゴールライン手前まで攻め入り、角度のないところから強烈シュートをズバッと決めた。要注意選手の一人です」(前出の六川氏)  パリ五輪のアジア枠は「3.5」。準々決勝で敗退した瞬間に五輪への道が閉ざされ、1996年アトランタ大会から続けていた連続出場は「7」で途切れてしまう。その大一番の相手が、インドネシアよりもはるかに手ごわいカタールとなった。

 大岩ジャパン、大ピンチである──。

  ◇  ◇  ◇

関連記事【もっと読む】…では六川氏がシビアに検証して明らかになった大岩ジャパンの「3つの不安材料」について詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇