西武・中村剛也は目標の「500本塁打」まで現役安泰? 29日SB戦で田淵幸一に並ぶ通算474号

公開日: 更新日:

 通算本塁打の歴代10位は金本知憲の476本。474本の中村がこれを抜き去るのは時間の問題で、同9位の大杉勝男の486本まで残り12本と、こちらも年内に上回る可能性は十分にある。さすがに節目となる500本塁打、歴代7位タイの張本勲・衣笠祥雄の504本超えは今季達成はカンタンには行かないだろうが、西武OBは「来年も球団がバックアップするでしょう」と言う。

 中村は球団史上、屈指の人気を誇るスター選手。本塁打王6回、打点王4回の大功労者とあれば、球団も極力、本人に現役続行の意欲があって、記録にこだわりを見せる限り、面倒を見るつもりだともっぱらだ。

 ネックは1億5000万円の年俸だが、昨オフは5000万円ダウンを食らったように、全盛期の4億1000万円(16、17年)から、年々下がり続けている。本人が目標とする500号を達成するまで、現役生活は安泰か。

  ◇  ◇  ◇

 嬉しいニュースがある一方で、依然として西武は泥沼の最下位だ。この事態を招いたのは松井監督だけではなく、フロントにも大きな責任がある。

 ●関連記事【もっと読む】…では、西武フロントの「致命的欠陥」について詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  5. 5

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    「エンゼルス佐々木朗希」誕生へ…菊池雄星との大型契約&異例の早期決着で獲得に布石

  3. 8

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 9

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  5. 10

    清原ジュニアが現役引退表明…今度はテレビ局が争奪戦か? こんなにいる慶大野球部出身アナウンサー

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱