西武・中村剛也は目標の「500本塁打」まで現役安泰? 29日SB戦で田淵幸一に並ぶ通算474号

公開日: 更新日:

 敗戦の中、一服の清涼剤にはなったか。

 昨29日、西武ソフトバンクに逆転サヨナラ負け。そんな中、福岡に集まった獅子党を歓喜させたのが中村剛也(40)の一発だ。

 四回、0-1の2死から左翼テラス席に飛び込む同点の3号ソロは、自身通算474号。球団OBの田淵幸一氏に並ぶ、プロ野球歴代11位タイ記録となった。

 2011年は飛ばないと言われていた統一球で48本塁打をマークしたように、不惑を迎えた今もホームランを打つ技術は現役トップクラス。しかし、問題は体力面。8月で41歳とトシもトシで、100試合以上に出場したのは21年が最後。22年は12本塁打を打つも、打率.198。昨季は88試合で打率.258、17本塁打、40打点と奮闘したが、今季は19試合で同.213、3本塁打、4打点と苦戦している。

 とはいえ、チームも最下位街道まっしぐら。この日の敗戦で、5位楽天とは3.5ゲーム差と広がった。このままチームの低迷が続くようならば、中村を「記録のためだけ」に出場させたとしても、ファンは文句を言わないだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由