西武新加入の松原聖弥が覚醒の予感!巨人原前監督もサジ投げた“悪癖”を断てるか?

公開日: 更新日:

 この一本がきっかけになるか。

 30日、巨人から西武にトレード移籍した松原聖弥(29)が、待望の移籍後初打点をマークした。二回2死満塁で、楽天先発の藤井から先制となる中前適時打。一塁ベースコーチの赤田外野守備走塁コーチとグータッチを交わした。

 若林とのトレードで、6月24日に加入。26日から4試合連続で「1番・右翼」としてスタメン出場している。とはいえ、もっか打率.105。出塁率も.150。1番打者としての役割を果たしているとは言い難い。

 ある巨人OBは「それでもこの日の一打がきっかけになるかもしれない」と、こう続ける。

「松原の打撃センスは巨人の原前監督ら首脳陣も、『アイツは天才』と認めるほど。ただ、本人の自信のなさが足を引っ張っていた。自信を持てないから、結果が欲しい。結果が欲しいから、打てそうなボールは初球からでも手を出す……という悪循環。当初は原前監督も松原の早打ちを修正させようとしていたが、一向に直らず、最終的にサジを投げてしまった」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ