巨人・桑田真澄二軍監督が「1人4役」大忙し…坂本勇人を感激させた“斬新アドバイス”の中身
5月に選手会長の大城が二軍落ちした時も対話を重視した。
「当初はかなり落ち込んでいたので、実戦や全体練習から遠ざけ、『ミニキャンプ』を提案。コミュニケーションを取りながら復活への道筋を話し合った。桑田二軍監督は意見を押し付けることはなく、選手の話や悩みを聞いているだけのこともあるようです。聞かれた時も、シンプルに返答する。昨年までの原監督時代、一軍投手コーチ時に無茶な起用から投手を守ったこともあり、投手陣には大勢ら桑田派が多くいます」(同)
その大勢や中川が故障で二軍に送り込まれてきた際は、ジャイアンツ球場でリハビリ組の一軍復帰もサポートした。
重要な「育成」面では、この日、高卒2年目の19歳・浅野がロッテとの二軍戦で2打席連発。直近5試合で4本塁打と打ちまくっている。
「桑田二軍監督は球団に頼まれているのか、『コーチの育成もボクの仕事』と盛んに言っている。キャリアの浅い若いコーチの意見にも耳を傾けるし、実績のある坂本に年下のコーチに話を聞きにいけなんて、コーチを育てる意味合いもあるのではないか」(同)