巨人・桑田真澄二軍監督が「1人4役」大忙し…坂本勇人を感激させた“斬新アドバイス”の中身
巨人の坂本勇人(35)が二軍で突貫工事中だ。
昨2日はジャイアンツ球場でランニングなどを行い、選手寮で打撃の動作解析を行った。それから室内練習場に戻り、マシンを170キロに設定。超高速球を打ち込んだ。
今季は打率.234、4本塁打の絶不調。ケガや体調不良以外での二軍落ちは新人時代の2007年以来17年ぶりだった。二軍落ちした先月27日、坂本は報道陣にこう嘆いていた。
「バットを振ってもキレがないというか、体のキレがない。何をしたら良くなるのかわからない。正解がない。よく『走り込んでキレを出す』とかあるけど、それだけじゃ体のキレは出ない。体のキレってアバウトで難しい」
迷路に迷い込んだ通算2375安打の坂本に、救いの手を差し伸べているのが桑田真澄二軍監督(56)だという。さるファーム関係者がこう言った。
「坂本に、左足の踏み込みが弱いんじゃないか? と打撃フォームの動作解析を勧めたのも、桑田二軍監督です。坂本にそんな発想はなかったようで、感激していました。(橋本)二軍打撃コーチと議論してみたら? とも勧めた。坂本より年下の34歳の若手コーチに助言を求めろというのは斬新です」