卓球シングルス次戦 「早田ひなvs謎の北朝鮮選手」「張本智和vs世界卓球2連覇の中国選手」
【パリ五輪】卓球
パリ五輪卓球シングルスは男女とも3回戦が終了。ベスト8が決まり、そろそろメダルがチラついてきた。
女子は第8シードの平野美宇(24)がインドのM・バトラーと対戦。180センチの長身で粒高バックの異質ラバーを使う相手を4-1で退けた。準々決勝の相手は第4シードの韓国のシン・ユビン。申は混合ダブルスで銅メダルを獲得し、勢いがある。
身長158センチの平野より10センチも高く、パワーのある両ハンドドライブが特徴。東京五輪は団体で銀メダルを手にした平野。個人のメダル取りで最初の難敵を迎える。
第3シードの早田ひな(24)は、中国出身のフランス人、J・ユアンと対戦。完全アウエーの会場で39歳のベテラン相手に4-0のストレート勝ち。早田は今大会、まだ1ゲームも落としていない。
問題は次戦だ。相手は北朝鮮のピョン ソンギョン。世界ランキング168位だが、北朝鮮の選手はコロナ禍で国際大会を欠場していたからランキングはアテにならない。1回戦で香港のエースを破り、2回戦は同16位のドイツ選手をフルゲームで撃破。3回戦も同11位のA・ディアス(プエルトリコ)を0-3から大逆転し、乗りに乗っている。