陸上 田中希実5000m、1500mの二刀流挑戦…元陸連強化委員長が徹底解説する“勝算”
日本人では26年ぶりの8位入賞を果たした昨年の世界選手権5000メートルは14分58秒99。その時のラスト1000メートルは2分44秒84で走っている。
「このスピードは女子としてはすごい。それでも当時は8位です。800メートル、1500メートルのトレーニングでラスト1000メートルの無酸素能力は昨年よりアップしたでしょう。大臀筋の発達も厳しいトレーニングを積んできた証しです。日本のトラック陣に刺激を与える結果を残して欲しいです」(澤木氏)