バド「ワタガシ」ペアそれぞれ新パートナーと28年ロス大会で3大会メダル獲得の可能性
パリ五輪のバドミントン混合ダブルス銅メダルの渡辺勇大(27)、東野有紗(28)組が昨19日、ジャパンオープン(20日~=横浜アリーナ)に向け会見。すでにパリ大会を最後に13年間組んだペアの解消を発表しており、東野は今年3月の全英オープンで4強入りした桜本絢子(29)との女子ダブルスで、2028年ロサンゼルス五輪を狙うことを明かした。
一方の渡辺は「まだ見通しは立っていないが、選手としてプレーは続けていきたい」と多くを語らなかったが、新たに23年世界ジュニア選手権女子ダブルス優勝の田口真彩(18)と組んで全日本社会人(9月=鳥取)に出場するという。
渡辺、東野とも、今後は五輪出場に必要な世界ランキングの上位に入るため(パリ大会は上位16位)、まずはA代表入りを目指して国内大会での優勝が現実的な目標となる。
渡辺、東野とも、早ければ来年にも新たなペアで代表入りが見込まれ、五輪出場を目指して世界を転戦することになるが、ロス五輪でも大いに期待できそうだ。
ダブルスは2人のコンビネーション以上に、経験値が大きく勝敗を左右するといわれ、パリ大会では渡辺、東野それぞれの相手の動きを読むなどの状況判断が好結果に結びついた。