サイ・ヤング賞3度カーショーは「大谷の保険」でド軍と再契約へ…今オフに手術予定、復帰は来夏
功績に報いるだけではなく、戦力としても見込む
通算212勝(94敗)のカーショーは左肩手術から復帰した今季、7試合に登板して2勝2敗、防御率4.50。直球の平均球速146キロと、年々球威が低下しているとはいえ、来年の3月で37歳。38歳のダルビッシュがポストシーズンで安定したパフォーマンスを披露したように、まだメジャーでも十分に通用する年齢だ。ド軍フロントにしてもベテラン左腕と再契約するのは、これまでの功績に報いるだけではなく、戦力としても見込んでいるからにほかならない。
昨年9月に右肘靱帯修復手術を受けた大谷翔平(30)が来季、投打の二刀流に復帰する。大谷が受けたとみられるハイブリッド手術は、従来のトミー・ジョン手術とは異なり短期間での復帰が可能。今季は万全を期してDHに専念したが、肘にメスを入れた投手は術式にかかわらず、復帰1年目は患部への負担を考慮して、登板試合数、イニング数を制限するのが一般的だ。
カーショーは開幕には間に合わないが、先発陣の疲労がピークに達する夏場以降の復帰を目指している。
仮に大谷が夏場以降に投手をシャットダウンすれば、ベテラン左腕は穴埋めとして重宝されそうだ。
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そんなド軍はヤンキースに取って代わり今や「悪の帝国」と言っても過言ではない。カネと人気と裏技をフル活用するだけではなく、ルール違反スレスレの行為も平気でやるからで、それには大谷や佐々木朗希も関係している。いったいどういうことか。いま、何が起きているのか。
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