佐々木朗希の獲得に「第3の球団」急浮上…来春日本開幕でvs大谷ドジャースの可能性
「カブスですよ」と、さるメジャー関係者がこう言った。
「スカウトが佐々木の投球を追い掛けているだけじゃありません。編成幹部が極秘来日、佐々木と親しい関係者と会って話までしているのです。他球団の出方を静観、土壇場で他球団を上回るオファーで引っ繰り返すのはカブスの常套手段ですからね。鈴木誠也(30)を獲得したときがそう。パドレスで決まりかという段階になってから本人をシカゴに呼び、当時の日本人野手としては最高額となる5年130億円超のオファーで引っ繰り返したのです」
カブスといえば、来年3月に東京ドームで大谷や山本由伸(26)のいるドジャースと開幕戦を行うチームだ。
日本人選手では鈴木誠也に加え、今季は今永昇太(31)が加入。29試合に先発して15勝3敗、防御率2.91と、エース級の活躍でナ・リーグの新人王候補にも挙げられている。
「カブスはかねてから日本市場に目を向けています。福留孝介、田口壮、藤川球児、高橋尚成、和田毅、川崎宗則、上原浩治、ダルビッシュ有……過去に獲得した日本人選手は枚挙にいとまがない。GMミーティングに参加したホイヤー編成本部長は今オフも日本市場開拓を積極的に進める方針を明かしています。佐々木が獲得できれば、日本開幕の目玉になるし、日本がさらに大きなマーケットになりますから」(現地特派員)