大谷にロバーツ監督がクギを刺した「三冠王」の条件…来季の開幕当初はDH限定での起用へ
大谷翔平(30)、山本由伸(26)を擁し、自身2度目の世界一監督になったドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が5日、生まれ故郷の那覇市から「市特別栄誉賞」を授与された。
市議会議場で行われた式典に出席したロバーツ監督は「私には沖縄の血が流れており、誇りに思う」などとスピーチした。
約20年ぶりに来日したロバーツ監督は前日に都内で行われたCM制作発表会見で、ワールドシリーズ(WS)後に左肩を手術した大谷について言及。来年3月のカブスとの開幕シリーズは二刀流での復帰を先送りし、打者で起用すると明かした。「投手復帰の時期は10月から逆算して考える」としていることから、来季の開幕当初は今季同様、DH限定での起用になる。
今季の大谷はメジャー史上初の「50-50」(54本塁打、59盗塁)を達成。リーグをまたいで2年連続本塁打王、MVP受賞の快挙を成し遂げた。本塁打、打点(130)でリーグトップをマークする一方、打率.310はパドレス・アラエス(.314)に4厘及ばず、三冠を逃しただけに、ロバーツ監督は注文も忘れなかった。