大谷三冠王は宿敵ジャイアンツ先発攻略がカギ…バーランダーは苦手にせずも、昨季ローテ陣からは一発もナシ
大谷翔平(30)のドジャースと同じナ・リーグ西地区に所属する宿敵のジャイアンツが大物投手を獲得した。
複数の米メディアが日本時間8日に報じたところによれば、サイ・ヤング賞3度のジャスティン・バーランダー(41)と1年23億円で合意。メディカルチェックが済み次第、正式に発表されるという。
通算262勝(147敗)をマークしているベテラン右腕はサイ・ヤング賞以外にも最多勝(4回)、最多奪三振(5回)、最優秀防御率(2回)と数々のタイトルを手にし、タイガース時代の2011年にはア・リーグMVPに選ばれた。
そこで大谷である。今季から投打の二刀流に復帰するとはいえ、ロバーツ監督はスポーツ報知の栗山英樹・日本ハムCBОとの対談企画で「5月まで投げさせないつもり」と断言。エンゼルス時代の23年8月23日のレッズ戦を最後にマウンドから遠ざかっているだけに、患部への負担を考慮して「投球回も考えないと」と、状態次第では投手をシャットダウンすることも示唆している。
昨季に引き続いて今季も打者の比重が高くなれば、3年連続本塁打王、2年連続打点王に加え、自身初の首位打者取りで三冠王のチャンスも巡ってくる。