ソフトBが人的補償で指名!巨人・伊藤優輔の「家庭の事情」…創業90年のパン屋を営む父は深夜0時から1000個以上ひとりで手作り
「創業80年から90年」(康之さん)という長い歴史を誇る3代目である。
康之さんは大学卒業後、東京・代官山の店での修業を経て、後を継いだ今では「8、9件の保育園に卸す専門店」として手作りパンを提供している。
康之さんがこう言う。
「例えば園児の中に卵アレルギーの子が1人いるとします。100個のメロンパンのうち、1つだけ材料の卵を抜いて作って欲しいというのは、大きな工場で機械で作る場合、まず応じてもらえません。うちは全て手作りなので、それが可能です。乳製品のアレルギーの子には、バターの代わりにショートニングを油脂として配合するとか、そういった口コミがどんどん広がっていった感じですね。今では保育園向けに絞っています」
パン屋の朝は想像以上に早い。仕込みは深夜0時から始まるというから、まだ夜である。
「まずは生地を練るところから。粉から焼くまでに4、5時間はかかります。少しずつ焼いていって朝の10時までに全部で1000~1100個を全て私が手作りします」(康之さん)