これまでの動向はアリバイ作り?予想通りのどっちらけ決着で「タンパリング疑惑」は再燃必至
ドジャースの地元紙である「ロサンゼルス・タイムズ」は、MLBはすでに調査を終え、不正がなかったことは確認済みと報道。「(MLBは)多くの関係者に聞き取り調査をしたが、疑惑を裏付ける証拠は確認できなかった」という。
米「ジ・アスレチック」によれば、調査の対象はロッテ側が中心だったという。25歳ルールによってロッテに入る譲渡金は少額なため、ロッテ側に対して譲渡金以外に不正な金銭が支払われたりしなかったかどうか、MLBは重点的に調査をしたと報じた。
しかし、証拠が見つからないからといって「シロ」とは限らないし、「密約説」の対象はあくまでも佐々木とドジャースのはずだ。ア・リーグのスカウトがこう言った。
「メジャー関係者の間で佐々木に対するドジャースのタンパリング疑惑が浮上したのは2023年10月です。フリードマン編成本部長が球団幹部と日本語を話せる関係者を伴って極秘来日。京セラドームのネット裏から、当時、オリックスのエースだった山本由伸(26=ドジャース)のレギュラーシーズン最後の投球をチェックしています。その前後に佐々木に対しても秋波を送ったというのです」