岩井明愛 大事な2日目「攻める」か「守る」か…初日は大会レコード10アンダー単独首位

公開日: 更新日:

 問題は2日目だ。

 ホンダ所属の岩井姉妹は、大会スポンサーの推薦で出場している。予選会からツアーメンバーになったルーキーたちは、例年5月と8月の2回、出場優先順位の見直し(リシャッフル)がある。その時点でポイントランキング80位以内に入っていれば出場優先順位は大きくあがるが、81位以下なら出場できる試合はかなり減る。

 ただし、今大会の出場者数は昨年のポイント上位者72人に限られ、予選カットなし。推薦出場の岩井姉妹は、優勝する以外ポイントは得られない。

「だからです」と、ツアー関係者がこういう。

「2日目はこんな完璧なゴルフはできないでしょう。その時、10アンダーを守ろうとするのか、ボギー覚悟で強気にピンを攻めるかです、上位フィニッシュでは意味がないとはいいませんが、ポイントが欲しい岩井にとっては勝つしかない。過去の優勝スコアを見れば通算20アンダーでは厳しい。岩井は攻めるゴルフが持ち味ですから、それが裏目に出たとしても納得できるでしょう」

 攻撃は最大の防御である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造