執念の情報統制! カブス今永昇太「大谷キラー」の秘密…開幕戦で2タコに封じ計7打数無安打
「日本で何度かイベントに出席した今永は『ドジャースとの開幕カードや大谷関連の質問は全てNG』と徹底。野球教室の際に子供から『大谷選手と日本で対戦しますが…』と聞かれても、首を振って答えず、慌てて関係者が止めに入るなどピリピリモードだった。昨年4月に大谷と初めて対戦した際、データで苦手と出ていた『内角高め』をしつこく突いた。23年までの大谷は左腕の150キロ以上の速球に打率1割と極端に打てなかったからです。今永は150キロ超えのインハイで、データ通りに抑えたが、昨季終了時のデータでは、大谷がインハイに対して3割以上をマークして苦手を克服していることが分かった。今永はそれも読んで9月の対決では低めのスライダーを中心にして抑えたのです」
この日の2打席目は5球中4球、2打席を合わせて8球中5球を高めに集めた。
「今永の球はホップするから高めが有効的。昨年の最初の対決の抑え方に回帰した形だった。今永の攻め方は、他の投手の参考になったんじゃないか」(前出の関係者)
カブスの第2戦の先発も23年に16勝を挙げた左腕のスティールである。