ソフトバンク
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小久保ソフトBに警戒され阿部巨人に狙われる、DeNAオースティンの人気度…来オフは完全フリーで移籍市場へ
「相手は走攻守全てのレベルが高く強い。うちは全員が束になってかかっていかないと勝てない相手だと思う」 セ3位で日本シリーズに挑むDeNA・三浦監督は会見で謙虚に語った。 一方、貯金「42」と圧倒的な強さを見せてパを制し...
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FA行使で揺れるソフトB甲斐拓也 待遇を求めるなら残留、出場機会重視なら移籍だが…
全国で桜が狂い咲く「暖秋」の中、26日に日本シリーズが開幕する。 25日には監督会議が行われ、ソフトバンクの小久保監督とDeNAの三浦監督が出席。日本ハムとのCSを無敗で突破した小久保監督は「(メジャーの)ワールドシリーズと...
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《井口資仁の巻》ルーキーイヤーで雁の巣球場の最多観客動員記録を作ったスター性
青学大4年時の1996年はアトランタ五輪の日本代表に選ばれ、3年時の年間12本塁打、大学通算24本塁打はいまだ東都大学記録として名を残す井口資仁(49=前ロッテ監督)。 96年のドラフト直後に話す機会がありましたが、井口が最...
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《松中信彦の巻》死球覚悟でないと抑えられなかった平成の三冠王
いつの試合かは覚えていませんが、おそらく西武戦だったと思います。松中信彦(50)が打席に立った時、信じられないものを見たことがあります。それは捕手の位置。 モニターに映るセンターからの映像を見ると、捕手の姿がバッターボックス...
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“9頭身ボディー美女”斎藤恭代を直撃!「#デカ女と言われることは全然イヤじゃありません」
173センチの長身と圧巻の9頭身ボディーでグラビアファンの度肝を抜いた斎藤恭代(28=B85・W64・H91)。2017年ミス・アース日本代表を経て、グラビアに挑戦してまだ2年。注目度急上昇中の美女を直撃した。 ──待望の2...
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《杉内俊哉の巻》「熱い男」一度だけ見せた弱気「お願いだから点を取ってください」
現在、巨人で投手チーフコーチを務める杉内俊哉(43)の性格をひと言で言えば、「熱い男」です。 入団3年目の2004年、KOされた自身の不甲斐なさに怒り、ベンチを殴って両手の小指を骨折したのは有名な話です。福岡ドーム(現みずほ...
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日本ハム新庄監督の去就不透明で…CSファイナル勝っても負けても球団フロント戦々恐々の理由
負けて面白いわけはないが、さりとて勝ったら勝ったで厄介な問題が出てくる──そんな思いを抱いているのが、日本ハムの球団フロントではないか。 昨17日、日本ハムはソフトバンクに2-7で敗れ、2連敗。首位ソフトバンクに与えられる1...
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《斉藤和巳の巻》助っ人外国人の信頼も勝ち得ていた絶対的エース
当時のホークスで誰もが認めるエースといえば、現在四軍監督を務める斉藤和巳(46)です。杉内俊哉や和田毅らエースと呼ばれた投手たちも、「どうやったら和巳さんを追い越せるんだろうか」と常に考えていたほどです。 南京都高校から19...
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ソフトB山川穂高が下半身醜聞の超逆風からの面目躍如!4打数2安打1どすこいで王会長の期待に応える
「どすこい!」 4万142人と超満員のみずほペイペイドームに、歓喜の声が鳴り響いた。 ソフトバンクの山川穂高(32)が昨16日のCSファイナルステージ第1戦で、4打数2安打2打点の活躍。同点の三回に勝ち越しとなる中越え...
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《工藤公康の巻》人気トレーニング施設を「あれは嫌いだな」と言ったワケ
元監督の工藤公康さん(61)とは、工藤さんがダイエーで現役だった頃からの付き合いです。 当時、打撃投手だった僕はウマが合うのか「一郎、一郎」と可愛がってもらいました。工藤さんが下の名前で他人を呼ぶことは珍しいようで、年下の広...
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「絶対的助っ人守護神」めぐり巨人、DeNA、ソフトBがCSファイナル“番外戦” 10億~15億円の攻防か
「最後には自分たちが勝つんだって、そこだけはしっかり腹を据えてやっていきたい」 巨人の阿部慎之助監督(45)が昨15日、東京ドームでの全体練習前に、ナインに向けてこう訓示した。 16日からDeNAとのCSファイナルステ...
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日本ハムと決戦!ソフトB小久保監督が背負う「CS敗退なら手のひら返し」の重圧
「終盤の近藤ケガと、柳田の離脱があったので、逆に日程が空いたのがプラスになった気がする。日本ハムが来ると想定していたので、イメージ通り、シミュレーションできる」 昨15日のCS前日会見でこう話したのが、ソフトバンクの小久保裕紀...
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《藤本博史の巻》球団「怖い人トップ3」だけど、こまやかに気を使う人情家
ヒゲをたくわえ、いかにもコワモテといった風貌。前監督で、現在は球団の特別アドバイザーを務める藤本博史さん(60)はその見た目通り、厳しい面があります。 柳田の項で書いたように、一度やると決めた練習は強引に引きずってでもやらせ...
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《城島健司#2》最優秀バッテリー賞の授賞式で先輩投手に仕掛けた「いたずら」の中身
釣りとゴルフと麻雀が大好きな城島健司(48)。陽気な性格は多くのファンが知るところでしょう。 入団時から僕とはウマが合い、年末まで城島の取材が入っていたある年、突然、「田尻さん、大晦日は予定空いてる?」と言われたことがある。...
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《城島健司#1》辛口の松永浩美さんを「本当に10年に1人の選手かもしれん」と唸らせた新人時代
球団会長付特別アドバイザーを務める城島健司(48)は、僕が打撃投手をしていた1994年ドラフト1位で別府大付高から入団しました。 あれは忘れもしない95年、オーストラリアのゴールドコーストでの春季キャンプ。打撃練習で18歳の...
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ソフトB山川穂高の「恩」「贖罪」「イメージ戦略」思惑入り混じったCS対策…打てずに敗退なら批判再燃の懸念
4年ぶりにV奪還を成し遂げたソフトバンク。16日からのCSファイナルステージでは、久々に第一ステージの勝者を待ち受ける立場となった。 今季は西武からFAで山川穂高(32)が加入。143試合すべてに4番で出場し、打率.247、...
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《本多雄一の巻》頭からフェンスに激突してもボールを離さないガッツの持ち主
今回はホークスの一軍内野守備走塁コーチを務める本多雄一(39)の回になります。地元福岡県生まれで鹿児島実業に野球留学し、三菱重工名古屋でプレー。2005年大学・社会人ドラフト5巡目で入団しました。 現役時代の言動を知っている...
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《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド
過去、さまざまな選手がプロ野球の門を叩きましたが、スチュワート・ジュニア(24)ほど入団経緯が珍しい選手もいないでしょう。 2018年メジャーのドラフトでブレーブスから1巡目、全体8位で指名されながら身体検査にひっかかり、契...
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《周東佑京の巻》育成時代は頭を抱えるほど手を焼いたアピール下手のスピードスター
足だけでプロ入りと支配下枠を勝ち取り、日本代表にも選ばれたスピードスター。それが周東佑京(28)です。 2017年育成ドラフト2位で指名されたのは足の速さが群を抜いていたからです。当時、ホークスの育成ドラフトは一芸に秀でた選...
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《甲斐拓也の巻》「人は人、自分は自分」の言葉を胸に刻んで這い上がった苦労人
ソフトバンクのキャンプは一軍に相当するA組と二軍相当のB組に分かれており、同じ敷地内で行っています。ある年のキャンプ中、たまたまB組のグラウンドに目を向けると、捕手が練習をしていた。 その中のひとりの動作に目を奪われました。...
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《モイネロの巻》サファテに可愛がられた森唯斗に世話を焼かれ…「日本語はかなりしゃべれる」
中継ぎとしてはもちろん、今季から転向した先発でも活躍しているのが、キューバから来たリバン・モイネロ(28)です。 入団当時は線が細く、「MAX149キロの左腕」との触れ込みでしたが、当初は140キロそこそこ。ただ、やる気だけ...
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4年ぶりV奪還!ソフトB最大の功労者は王会長 《老害批判》も補強面で大成功、監督育成にも貢献
京セラドーム大阪で鷹の大将が8度、宙を舞った。 ソフトバンクは昨23日、オリックスを9-4で下し、2020年以来、4年ぶり20度目のリーグ制覇を達成。「常勝球団」を謳い、巨大戦力を抱えながら3年間、優勝から遠ざかっていたソフ...
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《長谷川勇也の巻》三冠王も認めた「鷹のソクラテス」でも…思い出すのは皆をヒヤヒヤさせた右翼守備
長谷川勇也(39)が置きティーバッティングを黙々と1時間以上やると、終わるのを待っていた中村晃が入れ替わりで同じくらい打つ。いずれも職人肌の選手で、「こいつら2人で何時間打つんや」と周囲の口をあんぐりさせたものです。 マジメ...
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《中村晃の巻》プロ2年目を終えた未来の打撃職人に「ホームランを打て」とあえて注文を出したワケ
中村晃(34)といえば、ホークスの誇る打撃職人。練習でも一度打ち出したら納得いくまでバットを振り続ける、まるで刀鍛冶師のような男です。 その才能は、帝京高から2007年の高校生ドラフト3巡目で入団した新人時代から先輩選手も認...
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ソフトB近藤健介の戦線離脱は《チームにプラス材料の方が大きい》と球団OB…いったいなぜ?
優勝目前で首位打者の姿が消えた。 昨17日、ソフトバンクの近藤健介(31)が登録抹消。16日のオリックス戦で盗塁をした際に右足を痛め、悶絶。しばらく立ち上がれなかったが、そのままプレーを続け、次の打席から途中交代。試合中に病...
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ソフトB小久保監督「戦線離脱なら…」と絶句…近藤健介が盗塁成功後に大悶絶→病院急行
「無事を祈るばかりです」 昨16日のオリックス戦に1-0で勝って破竹の7連勝、優勝マジックを5に減らしたソフトバンクの小久保監督にはしかし、笑顔がなかった。 四回に中前打で出塁した近藤健介(31)が、二盗を成功させた際...
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《和田毅 #2》メディア非公開、超過酷自主トレの裏側「だからオフの方がきついって言ったじゃないですか」
プロ野球選手がオフシーズンの練習をメディアに披露する「公開自主トレ」という文化が、球界にはあります。 過酷な自主トレで知られる和田毅(43)も例外ではありませんが、実はあれ、メディア向けのメニューなんです。僕の記憶では後輩選...
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《和田毅 #1》メジャー出戻り直後、「僕のやってきたことは間違いじゃなかった」と声を上げた
杉内俊哉(現巨人投手コーチ)と共に、左腕の二枚看板として他球団に恐れられた選手、それが和田毅(43)です。 早大時代に江川卓さんが保持していた443奪三振の六大学野球記録を塗り替える476奪三振をマーク。2002年には早大の...
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ソフトBがCSで恐れる日本ハム新庄監督の「非常識」…1勝アドバンテージも油断できない奇襲奇策
もっかマジック11で優勝は時間の問題となったソフトバンク。そんな首位チームが恐れているのが、8ゲーム差と引き離している2位の日本ハムだという。 なにせ、今の日本ハムは勢いだけならリーグ随一。9月は6勝2敗と好調で、2年連続最...
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《柳田悠岐 #2》人並み以上のスピードとパワーを兼ね揃えていたがゆえの落とし穴
現在、チームを指揮している小久保監督が現役を引退したのは2012年。プロ2年目の柳田はその年、68試合で5本塁打、18打点と一軍定着の足がかりをつくりました。 現役時代の小久保は若手にハッパをかけるため、「おまえら今季の目標...