「病気を治す!命の新・野菜スープ」高橋弘監修
がんを予防するとして注目される「ファイトケミカル」は、“第7の栄養素”とも呼ばれ、野菜にたっぷりと含まれている。老化を防ぐ抗酸化作用や、免疫力強化作用も期待され、健康長寿のためには積極的に取りたい成分だ。しかし、毎日野菜を大量に食べるのは難しい。そこで本書が勧めるのが、野菜スープだ。
基本の材料は、キャベツ、カボチャ、タマネギ、ニンジンの4種類。調味料を一切使わず煮込み、ファイトケミカルが溶け出したスープを1日600ミリリットル飲むのが望ましいという。野菜のだしだけで十分おいしいが、ネギやサンショウ、青ジソなどで風味づけして飲むのもいい。他にも、シイタケ、ゴボウ、トマトなどを使ったアレンジスープのレシピも紹介する。(宝島社 648円)