「断糖で100歳まで生きる!」西脇俊二著

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 一般的に“食べ過ぎ”で指摘されるのは、高血圧肥満の原因といわれる塩分と脂肪の摂取量。しかし、本当に恐ろしいのは主食に含まれる糖質を取り過ぎることだと説く。

 糖質は細胞の老化や糖尿病、そしてうつ病まで、全身にさまざまな弊害をもたらすといわれているが、がんもそのひとつ。実は、がん細胞は糖質が大好物で、正常な細胞の3~8倍もブドウ糖を取り込むことが分かっている。生まれたばかりのごく小さながんでも、糖質を過剰摂取していると成長を加速させてしまう可能性があるわけだ。

 主食の糖質を角砂糖に換算すると、ご飯1膳で14個分にもなる。主食を抜くこと、代わりに赤身肉や青魚をたっぷり取ることなど、上手な“断糖”の仕方も紹介していく。

(宝島社 1100円+税)

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