「白澤教授が選んだ病気にならない“食べもの”バイブル」白澤卓二著

公開日: 更新日:

 日本抗加齢医学会理事である著者が、“体に良い”といわれている65品目の食材について、どんな予防医学的効果があるのかを徹底解説。

 昔から、毎日1個食べると医者いらずといわれるリンゴ。その根拠になっているのが、皮のすぐ下に含まれるリンゴポリフェノールだ。腸からの脂肪吸収を阻害して肥満を予防したり、長寿遺伝子のひとつである「Sir2(サーツー)」の活性化に関わることも分かってきたという。

 近ごろ脚光を浴びているココナツオイルには、中性脂肪に変換されない中鎖脂肪酸が含まれている。これは、肝臓でケトン体という物質に変換され、細胞内のミトコンドリアに取り込まれる。そして、脳の神経細胞を刺激し認知機能を改善する効果が期待できるそうだ。

(扶桑社 760円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動