「冒険の森へ 傑作小説大全」集英社から発刊

公開日: 更新日:

 第2巻は「忍者と剣客」がテーマ。時代考証に詳しい柴田錬三郎「赤い影法師」と、それには無頓着な山田風太郎「甲賀忍法帖」の2つの長編ほか。第3巻「背徳の仔ら」には、黒岩重吾「裸の背徳者」と、戦後民主主義を暴力で鮮烈に否定した大藪春彦「野獣死すべし」を収録、という具合。

 これらはいずれも来年刊行で、今回の第1回配本では、北方謙三「檻」、飯嶋和一「汝ふたたび故郷へ帰れず」などを収める「復活する男」(第11巻)と、志水辰夫「行きずりの街」、花村萬月「なで肩の狐」を収める「過去の囁き」(第16巻)を発売。

 第1回配本のみ来年5月まで2000円。第2回配本からは2800~3200円の予定(いずれも税抜)。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出