「100円メガネで視力は回復する!!」平松類著
本や新聞が読みにくい。薄暗くなると文字が見えにくい……などの症状は、目の老化現象である老眼の証し。毛様体筋という目の筋肉の柔軟性が損なわれ、ピント調節力が低下して起こるものだ。しかし、年のせいだからと諦める必要はないと本書。毛様体筋を緩めて筋肉の柔軟性を取り戻すトレーニングを行えば、ピント調節力を回復して老眼を克服できる可能性があるのだ。その方法とは、100円ショップで売っている「+2度の老眼鏡」をかけること。ピントが合わない状態を強制的につくることで、筋肉を効率的にほぐすことができるのだという。
このメガネを1日5分間かけるだけで、外した直後から視界がクリアになるのが分かるはず。費用がたった100円という点もうれしい限りだ。(永岡書店 1000円+税)