「メタボ外来のやせる弁当と作りおき」独立行政法人国立病院機構京都医療センター著
2001年から「肥満・メタボリックシンドローム外来」を開設している京都医療センター。院内のレストランは、適正エネルギー内でバランスよく、しかも食べ応えのあるメニューを提供することで話題を呼んでいる。その中でも本書では、お弁当や作り置きにもピッタリの、毎日の献立に役立つレシピを紹介している。
たとえば、「チーズかつ丼献立」。豚もも薄切り肉にマイタケやエリンギ、そしてチーズを包んで揚げることで、ボリューム満点かつヘルシーにいただける。これに、茹でた大根やレンコンなどの根菜と油揚げを麺つゆで和えた副菜、これも根菜たっぷりの味噌汁を合わせれば、栄養バランスは完璧。
汁物は具だくさんにすることで汁が少なくなる分、塩分カットにも役立つそうだ。(セブン&アイ出版 1300円+税)