「不調に効く食べ方外食だけでスッキリ改善!」池田陽子著
疲れやすい、肩が凝る、胃が痛い、腰が重い、肥満……。こんな不調を感じながらも、あくせく必死に働いている中高年に向け、薬膳アテンダントとして活躍する著者が「不調を治す食べ方」を紹介する。
「薬膳」といっても、面倒な調理や特別な食材は必要なし。普段から通っている定食屋、居酒屋、コンビニでも手軽に実践できるメニューや食事法がズラリと並ぶ。
たとえば「疲労」は、中医学では「気が足りない」状態としているため、「気」を補う食材を取ると効果的。中でもナガイモは優秀で、ランチではとろろそば、とろろ汁を選び、仕事帰りの居酒屋ではナガイモ短冊を一品プラスすればいい。
また、もち米も「気」を補って目減りを防ぐ効果があり、コンビニでは、おこわおにぎりや赤飯おにぎりがオススメだという。
これくらいお手軽な“薬膳食”なら続けられそうだ。
(イースト・プレス 800円+税)