おもしろ本屋と出合う本特集

公開日: 更新日:

「古本屋ツアー・イン・京阪神」小山力也

 古本屋を求めて日本全国を訪ね歩く「古本屋ツーリスト」による古本屋探訪記の京阪神編。

 京都・洛中の小さな白いマンションの2階にある「アスタルテ書房」は、幻想文学の殿堂。店主の急逝により存続が危ぶまれたが、残された夫人が店を継ぎ、営業を続けている。他にも、その名の通り絶版漫画の宝庫である大阪・谷町九丁目駅近くの「絶版漫画バナナクレープ」や、2年前に惜しまれながら商店街にあった店を閉じた、93歳の店主が自宅で営む天神橋筋六丁目駅近くの「青空書房」、探偵小説愛好家&研究家として知られる野村恒彦氏が営む神戸のミステリー専門店「うみねこ堂書林」など。個性豊かな古本屋さん200余店を紹介する。(本の雑誌社 1800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭