そんな洞口を支えたのは「書くこと」だった。ブログを立ち上げて日記を書いたり、新聞の夕刊コラムを書いたりと表現活動を始めた。07年6月に「病気を引きずっている自分と訣別したくて」と闘病の舞台裏をつづった著書「子宮会議」を出版した。完全に立ち直るまで3年を要したが、現在も女らしさは変わらないまま、元気に活動を続けている。
◇2004年1月 1日、小泉純一郎首相が靖国神社に元日参拝。12日、山口県の養鶏場で鳥インフルエンザ発生。20日、マリナーズの佐々木主浩が日本球界への復帰宣言。30日、東京地裁が青色発光ダイオード発明者の対価604億円を認定。