元ジャニーズひかる一平さん 子役“ほめ殺し”で充実の日々
ひかるさんは姉がジャニーズ事務所に履歴書を送ったのがきっかけで、80年、事務所入り。同年、「3年B組金八先生」で俳優デビューし、翌年、「青空オンリー・ユー」で歌手になった。
「ジャニーさんに“YOU、歌出すから”といわれてレコーディングし、“YOU、行ってきな”でNHKに出ました。ところが、ダンスが苦手で、デビュー直後に落ちこぼれですよ、ハハハ」
転機になったのは82年から4年間出演した「必殺仕事人」だった。
「そうだ、オレはオレで役者の道を行く! と飛び込んだんです。でも、アイドルだから許された演技も、役者としては大根そのもの。先輩方にボロカスにいわれ、演技も生意気だった性格も一から鍛え直されました。正直、ジャニーズにそのままいたら、仕事は少なくなっても、給料はいいだろうなって考えることはありましたよ。だけど、今は食べていくには大変でも、自分の足で立ってる充実感があります」
5年前、一般女性と結婚し、4歳の息子がいる。
「ウチの子をスカイアイ・プロデュースに入れたら、人見知りが直りました。子供たちをほめて、伸ばして、羽ばたかせる、の見事な成功例です、ハハハ」