小保方「コピペ問題」が飛び火 早大総長選に大波乱の兆し
■慶大との差は広がるばかり
法学部大学院の学生の修士論文のコピペが問題となったのは、2010年秋ごろだったという。ところが、すぐに対処せず、結局「論文盗用による修士学位の取り消し」処分にしたのは、2012年2月。コピペ学生を指導した法学部の教授たちも、鎌田総長の意向だったのか、口頭注意という軽い処分で済まされた。もっと早く、学生のコピペ問題に取り組むべきだったという声が上がっているという。
「最近の早稲田は凋落(ちようらく)の一途。慶応に大きく差をつけられている。小保方さんのコピペ論文が追い打ちをかけた。調整型の鎌田総長にはリーダーシップがない、立て直しは難しいという批判もあります。法科大学院生の司法試験の合格率が低いことも問題になっています」(早大OB)
早大の総長選、波乱があるかもしれない。