反転攻勢も転職は必至…小保方さんに浮上した「再就職先」

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 科学者生命を失う大ピンチから一転、反転攻勢に出ている理研の小保方晴子・研究ユニットリーダー(30)。正直言って、理研もここまで粘るとは思っていなかっただろう。ただ、この先、小保方さんが「無罪放免」を勝ち取り理研に戻ったとしても、これまでのような潤沢な研究資金と環境が与えられるとは限らない。いずれ転職となりそうだが、果たして受け入れ先はあるのか。浮上しているのは恩師の研究所だ。

「東京女子医大と早稲田大が08年に共同で設立した『東京女子医大・早稲田大連携先端生命医科学研究教育施設』(TWIns)です。この4月、新たに所長に就いたのが、再生医療や幹細胞研究で知られた大和雅之・東京女子医大教授。小保方さんの大学院時代の指導教授で、博士論文を審査した人物です。前所長は岡野光夫・東京女子医大特任教授で、こちらも小保方さんの指導教授でした」(事情通)

■体調崩して入院中

 世界初の細胞シートの開発に成功した大和所長は、ナント、渦中の「STAP細胞」の発案者だ。1月にメディアの取材に対して「刺激で万能細胞が作れるというアイデアは、ハーバード大のバカンティ教授と私が2010年にそれぞれ独立に思いついた」なんて言っていた。つまり、小保方さんの上司の笹井芳樹・理研副センター長以上にSTAP細胞の「全容」を把握している人物だ。

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