往年スターと懐かし映像…テレビが頼る“エコ”な番組作り
最近やたらと露出していた郷ひろみ。先週金曜は「僕らの音楽」、土曜に「ミュージックフェア」(共にフジテレビ系)、「ジョブチューンSP」(TBS系)と、歌とバラエティーの分け隔てなく出ている。
99枚目の新曲の宣伝でレコード会社などが短期間にブッキングしたのがミエミエだが、かつての大人気歌手が番組内で浮いていると感じた視聴者も多かったろう。周りが特別扱いしてしまうのだ。
「僕らの音楽」は同番組でかつての名曲「お嫁サンバ」「男の子女の子」をAKBら“今のアイドル”と競演したVTR特集で、スタジオにいるももクロなど共演ゲストはやたらと郷をヨイショする。
かと思えば「ミュージックフェア」ではトークネタを炸裂。風呂場で足が広がっちゃって「内転筋使ってグーッと引き寄せて!」とガニ股から引き寄せる動きまで見せたが、ほかのタレントがやったら、「それがどうした?」と思われるつまらなさなのに、司会も女性アイドルも、“ドッ!”とわざとらしくウケたりして。さらにベリーズ工房から見栄えのいいダンスの話を振られると、コツを伝授。