“ポスト聖子”沢田富美子は不動産投資家 海外飛び回る日々
「大田区池上に1戸2500万円のワンルームを2戸購入しました。自己資金と祖父が残してくれた遺産では足りず、銀行に融資をお願いに行きましてね。未成年だから、当然、相手にされない。でも、自分のレコードジャケットを握り締め、<怪しいモンじゃありません!>って必死に訴えたら、貸してくれるっていうから、今度はワタシがビックリしました」
その物件は1戸を5年後、もう1戸は10年後に売却し800万円の利益を生み出した。
「そうした経験もあって、不動産投資なら子育てしながらでもできると思いつき、それに打ち込むことで悲しみを紛らわせることができたんです」
現在は六本木、赤坂、麻布などの一等地に10棟前後のビルを所有し、去年は銀座のビルを競売で手に入れたとか。
「最近は月のうち半分は海外視察に行ってます。これからの狙い目はバングラデシュ、タイ、カンボジアといった新興国でしょうか。不動産は売却するまで家賃収入を運んでくれるし、安心感があるんです」
09年に「100戦無敗の不動産投資術─元アイドルが独学で数十億の資産を築いた秘密」(KADOKAWA)を出版し、カリスマ不動産投資家として講演活動を行うかたわら、今年4月、復刻版CD「沢田富美子 イン・コンサート 素顔の青春」を発売した。
「歌うことは今でも大好き。海外留学中の息子がロック歌手を目指してるのも、その影響かしら」