「マッサン」出演 志賀廣太郎が私生活で見せた“無言の凄味”
平均視聴率20%割れが不安視されるNHK朝ドラの「マッサン」。それでも、堤真一演じる鴨居欣次郎社長の豪快な手腕ぶりは「見ていてすがすがしい」(TVウオッチャー)と評判は上々だ。
主人公のマッサンが鴨居商店に入社し、鴨居の面々も出番が増えた。その中、番頭・黒沢を演じる志賀廣太郎(66)は決して目立たないが、存在感たっぷり。名脇役としてドラマを静かにもり立てているが、私生活でもそんな静かなる存在感を発揮しているという。
桐朋学園の演劇科を卒業していながら、俳優デビューは45歳。遅咲きの名脇役は、とあるインタビューで「活力源は酒」と公言する左党として知られる。少し前にも、大阪・阿倍野にある老舗の大衆居酒屋に出没。その場に居合わせた客のひとりがこう話す。
「平日の昼下がりで客もまばらだったんやけど、男ばかりの3人客が入ってきた。どっかで見たことある顔やな、と、思ったら、志賀さんだった。オーラは全くなかったけどあの頭で分かった。しばらくすると、連れのギョーカイ関係者とおぼしき若い男の携帯が鳴って店内でしゃべろうとしたら、志賀さんはすうっと手で“店の外で話しなさい”と合図しはった。無言の存在感は、はたから見ていて迫力あったわ」(60代男性)
お見事――。