「ナースコスプレか?」統一選の女性候補ポスターが話題に
“上西ショック”もあって統一地方選にも影響が出ている維新の党。その広島市議選新人候補の選挙ポスターが、「ナースコスプレか」とネット上で話題になっている。
同市西区から出馬した菊浦尚美候補(37)のことで、写真の通り、確かにかなり目を引くポスターだ。もっとも、菊浦候補は病院や介護福祉施設の現場で15年勤めてきた本当の看護師。だから、“コスプレ”とは言えないが、もちろん“インパクト”を狙ったのだろう。
「ナースキャップは男性看護師が増えたことや、さまざまな細菌が検出されることが判明し、最近は使っている病院の方が少ない。そりゃコスプレと言われますよ」(大学病院関係者)
それもあって、ネット上では〈ちょっとオモロイやん〉という一方で、〈不適切だ〉〈(目立ちたがり屋の)維新らしさが恐ろしく出てる〉などと注目を集めている。
菊浦候補本人に“真意”を聞いた。
「20歳から15年間、看護師として働いてきて、自己紹介という意味で自らポスターに白衣を選びました。白衣の仕事は看護師以外にもいろいろあるので、高齢の方にもひと目で分かるようにナースキャップをかぶったわけです。小さな病院ではまだかぶっているところもありますし、私も以前はかぶっていました。反応ですか? じわじわと手応えを感じているといったところです」
西区は定員9人に対して15人が立候補。「混戦模様」(地元メディア関係者)だけに目立ったもん勝ちなんだろう。ちなみに菊浦候補は広島維新塾1期生だ。