異例の初版8000部スタート ココリコ田中「動物図鑑」の期待値
お笑いコンビ「ココリコ」の田中直樹(44)が16日、初著書となる動物図鑑「図解 生き物が見ている世界」(学研パブリッシング刊)の出版記念イベントに登場。「本の出来上がりに非常に満足しています!」と胸を張ってみせた。
ゾウやライオン、犬、猫、昆虫といった34種類の生き物の見ている世界をイラストで表現。構想から2年半もの歳月をかけた力作は、嫁サン(女優の小日向しえ)の“連れ子”であるミニチュアダックスフント2匹と寝食を共にするうちに、「この子たちにはこの世界がどんなふうに見えているんだろう」という素朴な疑問がきっかけで形になったという。つまり、大の動物好きとして知られる田中ならではの“芸人本”というわけだ。
気になる出来栄えだが、共著・監修に名を連ねる生物学者で広島大准教授の長沼毅氏は「科学的根拠に基づいて作った。僕の人生の中でもピカイチの出来栄え」と満足げ。でもって、図鑑の初版は4000~5000部が相場の中で「同本の初版は8000部」(版元関係者)というから期待値も高い。続編にも意欲マンマンだった田中の願いは果たして……。