「髭男爵」山田ルイ53世が語る “一発屋総選挙”大差で1位の裏
「ルネッサ~ンス!」で一世を風靡したお笑いコンビ「髭男爵」。2008年の大ブレーク後は鳴かず飛ばず。8月10日の「一発屋オールスターズ選抜総選挙」では2位以下に1万票以上の差をつけて栄えある(?)初代王者に輝いた。あまりの大差に、ある“疑惑”の目が……。自身の半生を綴った「ヒキコモリ漂流記」を出版した山田ルイ53世(40)が語る――。
■多すぎる得票数の原因はラジオのリスナー
この1位、自分の中でどう咀嚼していいか分からないんです。オイシイ露出ではありましたけど。2位がムーディ勝山くんで3位がジョイマン高木くん。そこが2000票くらいなのに、うちだけ1万5000以上(1万5366票)入ってて。これはどう考えても、ラジオのリスナー(「髭男爵 山田ルイ53世のルネッサンスラジオ」)が投票したとしか思えない。
みんなパロディーというかコメディーで総選挙やってるのに、われわれ「髭男爵」だけガチでやっちゃったみたいになってる。われわれ、コスプレキャラ芸人のくせに「ストロングスタイル」な面がありまして、「一発屋総選挙あります!」とか声高に言うのもちょっと恥ずかしくて、ラジオやツイッターで一切告知しなかったんです。それをリスナーは“押すな、絶対に押すなよ”みたいなフリだと思ったんでしょうね。アホほど(票を)入れよって……。若干、疑惑の目で見られてます。