「下町ロケット」演技光る 吉川晃司の新境地と芸能界最強伝説
「高校時代は世界ジュニア水球選手権大会日本代表選手に選ばれたスポーツマン。だが、反骨精神が強く、型にはめられるのを毛嫌いした。つっぱったあげくについたのが、反逆のアイドル、孤高のロッカーの呼び名。若いころはムチャばかり。酒にめっぽう強く、ケンカっ早かったため、芸能界ケンカ最強伝説が飛び出すほど恐れられた。事務所の尽力で、歌手と俳優同時デビューしたが、本人は歌手が本業、俳優は余芸の位置づけだった」(芸能ライター)
転機は、6年前の大河ドラマ「天地人」の織田信長役抜擢。女性ファンからの問い合わせが殺到、新境地開拓となった。その後は特撮ヒーローものから時代劇まで精力的にこなした。2年前の大河ドラマ「八重の桜」では西郷隆盛役を好演し、演技派のイメージをよりいっそう印象づけた。
「個人事務所をおこして自ら切り盛りするなど、世間の荒波に揉まれてから、随分円くなった。女優の石原真理子、天海祐希らと熱愛も、結婚しないロッカーを標榜。だが、東日本大震災後にボランティア活動に参加し、家族の大切さを痛感。2年間秘密にしていた妻子を公表、入籍している。今や6歳の愛娘にメロメロのあま~いパパに」(女性誌記者)