GS「オリーブ」の木村みのるさん 今も仙台で生ドラム披露
60年代後半に燃え盛ったグループサウンズ。本日登場の木村みのるさん(65)は“失神バンド”で知られた「オックス」の弟分としてデビューした「オリーブ」のドラム兼ボーカルだった。「オリーブ」は71年、スペインのヒット曲「マミー・ブルー」をカバーして大いに売れたが、72年に解散した。さて、木村さんの近況は?
■「豊齢カード」を送られガクッと…
「おひとりさま? カウンターにどうぞ」
東北を代表するネオン街、仙台市国分町のど真ん中にある飲食店ビル6階の「ミュージックパブ・ドラム」を訪れると、サングラスでキメた木村さんに迎えられた。
「一昨年の4月まで、ここは『ダイヤモンドヘッド仙台』ってライブハウスだったんだけど、リニューアルしてカラオケパブにしました。曜日限定でオールディーズやGSの曲を中心にしたライブも行い、ボクの生ドラムがウリだから、アニソンでもAKBでも叩いちゃう。評判いいんですよ」
料金はチャージ込み・飲み放題で3000円から。10坪ほどの店内には約30席あり、取材当日、「この店に来るために仙台出張をつくるんですよ」と話す東京の30代とおぼしきサラリーマンがアニソンメドレーで悦に入っていた。