GS「オリーブ」の木村みのるさん 今も仙台で生ドラム披露
「以前、マネジャーをしてた謙ちゃん(新沼謙治)は仙台に来るたびに顔を出してくれるし、友人のユニコーンのドラム、川西幸一君やヤクルトスワローズのピッチャー、佐藤由規君と弟も常連さんでしてね。謙ちゃんや川西君はよくドラムを叩いてます」
それにしても、いでたちはまさにオジさんロックンローラー。とても65歳には見えない。
「うれしいですねえ、そう言っていただけると。でも、この前、市役所から仙台市のいろんな施設がタダで利用できる『豊齢カード』が送られてきた。正直、これにはガクッときました、ハハハ」
■解散後は新沼謙治マネジャーに
さて、太宰治や吉幾三の出身地で知られる青森県金木町(現・五所川原市)出身の木村さんは中学卒業後、集団就職で上京。スタンレー電気秦野工場で働きながら音楽を志し、ホリプロのオーディションに合格して退職。69年5月に結成された「オリーブ」のドラム兼ボーカルに抜擢された。
「同じ年の10月に発売されたデビュー曲『君は白い花のように』当時の5人のメンバーの平均年齢が17歳。ツインドラムが看板でした」