SMAP解散の決め手になったメリー喜多川氏“親バカ”の一撃

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■肉親の論理が最優先

 飯島氏ほど優秀な人物ならいっそ“暖簾分け”して衛星的にコントロールするという形の落としどころもあったはず。しかし、例外は絶対に許さず、身内の論理が最優先されるのがジャニーズ帝国の鉄の掟だ。

「興行権などさまざまな権利関係を残した上での“円満独立”というのは芸能界では十分ありうる話なんです。1月の騒動以来、私は多くの芸能プロの社長と話し合ってますが、みなさん“どうして円満独立の道を選ばなかったのか”とクビをひねっている。メリーさんについて私は“芸能史上最強の女性マネジャー”と評価し、尊敬もしていますが、飯島君に対する過剰反応は失敗だったと思いますね」(前出の肥留間氏)

 解散という最悪の事態を迎えてしまったSMAP。決定打はメリー副社長の放った親バカの一撃だったというべきだろう。

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